Beyond Network Neutrality
[会津泉] 2009-08-11 22:22:22オーストラリアの雑誌、Telecommunications Journal of Australia に 表記の論文を寄稿しました。日本のブロードバンド市場の最新動向、IPv6による NGNとインターネットの相互接続問題、新ドメイン名ドット日本をめぐる問題、 携帯の有害情報規制問題などを取り上げ、ネット中立性を基本的な枠組として 見ることの意義と、その限界を論じました。
以下が、その記事のファイル[PDFです。
1250002757.pdf
2009年のはじめに 2008年を振り返りつつ
[会津泉] 2009-01-05 12:00:00新年を迎えて、ご挨拶を書きます。 年の初めに、とくに「目標」や「計画」は立てないのですが、過ぎし方を思いながら来るべき道について考えてみたことを書いてみます。長くなってすみません。
昨年も、以下のように、計11回、91日海外に出張しました。ある意味ではそれが私の「本業」だと思って取り組んでいます。全般的にはインターネットのグローバルなガバナンスをめぐる議論に参加し、そのなかでもドメイン名管理を司るICANN、ガバナンス全般を議論するIGF、そしてサイバーセキュリティに関する調査が3本の柱といえます。
11月に、形を変えながら足掛け10年続けた、ICANNの「一般(個人)利用者」の代表の仕事、AtLarge Advisory Committee (ALAC)の任期が満了し、一段落したといえます。とはいえ、IPv4アドレスの枯渇とv6アドレスとの「共存」問題はこれから重要になるところで、ICANNに利用者の視点を反映させ、利用者にインターネットの管理の問題を伝えるという課題に、なんらかの形でかかわり続ける必要を感じています。
1月から衛星ブロードバンドの普及に取り組み、5月に「衛星ブロードバンド普及推進協議会」を立ち上げ、10月から12月にかけて、山梨県都留市、京都府綾部市、広島県庄原市、同じく広島市湯来町の4ヵ所で「地域実証実験」を実施しました。インターネットの普及に15年以上取り組んできたつもりですが、実際に過疎地の山奥にまで足を運んだのは、恥ずかしながら今回が初めてで、地域の厳しい現実と、豊かな自然、環境の両面を肌で感じられたことは貴重な勉強となりました。実験は無事成功裡に終了しましたが、今年は本格普及に向けた取り組みへの知恵が求められています。
2月に訪れたネパールで、たまたま無線インターネット普及のパイオニアであるマハビール・プン氏を紹介され、彼らが取り組むプロジェクトへの支援が課題となりました。プン氏は故郷であるポカラ近郊の山村へのネット利用の普及活動が評価され、2007年に「アジアのノーベル賞」ともいわれるマグサイサイ賞を受賞し、また、日本のサイエンティストらによるエベレスト直下の氷河湖の監視プロジェクトのネットワーク部分を支え、地球温暖化への取り組みにも貢献されている人です。そこで、4月に京都で日本政府と国際電気通信連合(ITU)が共催した国際会議「ITと気候変動」のスピーカーに招待してもらい、日本の関係者にも紹介することができました。さらに、12月にインドで開かれたIGFでも、「インターネットと気候変動」をテーマとしたワークショップを提案し、マハビール氏のチームメンバーが発表して好評でした。
サイバーセキュリティについては、バルト3国と東欧のモルドバを訪問し、一昨年4-5月のエストニアへのサイバー攻撃、昨年のリトアニア、グルジアへの攻撃とあわせて、旧ソ連領の共和国でのロシア系住民との摩擦が、組織的なサイバー攻撃へと進化しつつある状況を調査してきました。年末にはオバマ新政権への期待に沸くワシントンを訪問しましたが、そこでもサイバーセキュリティの重要性を新政権に訴える動きが強まっていました。クリントン=ゴア政権で活躍したマイケル・ネルソン氏が属するジョージタウン大学とわが多摩大学情報社会学研究所の共催で、新政権の課題を探る「サイバーポリシー・ラウンドテーブル」を開き、セキュリティの専門家であるCSISのジェームス・ルイス氏に、新政権への提言を中心に報告してもらいました。
国内でも、ブロードバンドの普及に付随するように、様々な問題が発生しましたが、その多くが広い意味での「ガバナンス」にかかわる問題だと理解しています。前半は、青少年への「有害情報」規制問題がホットになりました。個人的には、ブログ上でいわれなき中傷を繰り返し受けるという経験を通して、有効な対策が必ずしも存在していないことに気づき、あらためてサイバースペースの特性に適した形でのガバナンスを創造する必要性を感じることとなりました。
総務省による「インターネット政策懇談会」「通信プラットフォーム研究会」では、やはりブロードバンドの普及に伴って新しいビジネス、競争をどう促進するか、利用者の権利、メリットをどう確保するのか、といった議論に参加しました。また、後半には「情報通信ビジョン懇談会基本戦略WG」「情報通信審議会インターネット基盤委員会」に加えられ、前者では日本の情報通信の総合的な方向性について、後者では今年始まろうとしている新しい国別ドメインである「ドット日本(仮)」のあり方についての議論に参加しています。
ブロードバンドによる新しい競争については、「ネット中立性」などのテーマで国際的にも論議が続いており、11月に日経デジタルコアのワークショップでこの問題を取り上げて議論しました。オバマ政権は遅れをとった米国でのブロードバンド普及に力を入れる方針を表明しており、今後日米を中心に国際的な議論を進める必要があると思われます。
大分に本部があるハイパーネットワーク社会研究所は今年創立16年目を迎えます。最近は「情報モラル」への取り組みが中心となり、全国を回ってセミナーを続けてきました。2007年度も兵庫、三重、札幌、山形と開催し、2月に宮崎で5回目を予定しています。
昨年は、大学院での授業にも取り組みました。新設された慶應義塾大学メディアデザイン大学院(KMD)で、4月から6月にかけて毎週、「インターネットガバナンス」について講義しました。ほとんど何も知らない人たちにインターネットガバナンスについてわかりやすく、かつ詳細に伝えるということはなかなか難しいということを実感しました。
国際的なネットのガバナンスに取り組む人材は今後、ますます必要になると思います。日本の教育の体制がそれに即応したものかというと些か心もとないところですが、とにかく自分でできることから取り組むことの重要性を感じます。
さて、今年ですが、これまで書いてきたテーマはいずれも継続して取り組む必要を感じています。とはいえ、何もかもというわけにはいけませんので、「選択と集中」を心がけることも大事だと思っております。1952年の生まれですから50代も後半となり、健康面でさしたる異常はないのですが、やはり若いときほどの無理はきかなくなってきたなと思います。運動を増やし、体重を減らすことも課題になっています。
長々と書き綴ってきましたが、皆さまには変わらぬご指導とご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2009年1月5日 多摩大学情報社会学研究所 ハイパーネットワーク社会研究所 会津 泉
2月 デリー ICANN会議 続いてネパール訪問
台北 アジアのインターネット関係者による会議APRICOT
3月 ワシントンDC MetaNet25周年、Freedom to Connect 会議
5月 サンノゼ IBMアルマデン会議
6月 ソウル OECD The Future of Internet Economy 会議
10月 マドリッド Information Security Solution Europe 2008
11月 カイロ ICANN会議 ブラッセル、ヘルシンキ、タリン(エストニア)、ビルニス(リトアニア)、リガ(ラトビア)、キシュナウ(モルドバ)、ウィーン サイバーセキュリティ調査
12月 ハイデラバード インターネットガバナンスフォーラム(IGF)
ニューヨーク、ワシントン サイバーセキュリティ調査
著作者 : 会津泉会津泉 プロフィール
[会津泉] 2009-01-03 10:00:00多摩大学情報社会学研究所 教授・主任研究員
財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 副所長
略歴
1952年 仙台市生まれ。
1971年 私立栄光学園高校卒業
1972年 印刷会社に就職、印刷現場、後に営業に従事。
1977年 海外向け広告・広報の営業、企画・制作に従事。
1983年 パソコン・ワ-プロの日本語マニュアル制作を手がける。
1985年 フリ-になり、米国のパソコンネットワ-クの実態調査を実施。
1986年 (株)ネットワ-キングデザイン研究所設立、日本でのヒュ-マン・ネットワークの定着をめざし、パソコン通信を中心に海外動向、地域・企業組織への導入・利用に関する調査研究、普及活動に従事。大分COARA(大分パソコン通信アマチュア研究協会)の活動にも積極参加。
1987年-93年、パソコン通信の全国会議「ネットワーキングフォーラム」の企画・開催(東京、大分、富山、仙台、滋賀、神奈川、小樽、ソウル、桐生、藤沢)。また米国、欧州、アジア各国のネットワーカーとの国際交流に尽力。
1990年 「ハイパーネットワーク日出会議」を企画・運営、新しいネットワーク社会のあり方についての研究を開始。
1991年 国際大学GLOCOM(グローバル・コミュニケ-ション・センター)企画室長兼任。インターネットを中心に、日本の情報通信産業の戦略、政策研究にかかわり、米国、欧州、アジア各国の情報政策分野の研究者、政策担当者との交流を深める。
1993年 (財)ハイパーネットワーク社会研究所研究企画部長を兼任。未来のネットワーク社会についての研究・実践活動を推進。「ハイパーネットワーク別府湾会議(1992、94、95、97、99年)」、「同地域実験」など、地域を中心に、インターネットの普及活動に従事。
1997年4月 マレーシア(クアラルンプール)に移動し、アジアネットワーク研究所を設立、アジアにおけるネットワーク社会についての研究と普及実践に従事。
1998年6月-2000年12月 アジア太平洋インターネット協会(APIA)事務局長を兼任。ICANN設立を中心に、インターネットのガバナンス活動に関与。
2000年4月 東京に拠点を移動、国際大学GLOCOM主幹研究員を兼任。
2002年1月 ハイパーネットワーク社会研究所副所長就任。
2004年5月-2007年3月 国際大学GLOCOM客員研究員。 8月-2006年3月 インターネットガバナンス・タスクフォース設立、事務局長。
2004年6月 多摩大学情報社会学研究所主任研究員に就任。
2008年4月 多摩大学情報社会学研究所教授に就任。
2008年5月 衛星ブロードバンド普及推進協議会(SBPC)設立、事務局長に就任。
●委員会等の活動 1986年 郵政省「パソコンネットワーク研究会」、自治省「パソコン通信研究会」、通産省「パソコン通信研究会」、各専門委員。以降、各省庁・自治体の情報通信関係の各種研究会、委員会に参加
1990年 ENA (Electronic Networking Association) 副会長
1992年 NTT「電気通信技術委員会」専門委員
1993年 日本インターネット協会幹事 国際交流部会長
1997年 APNG(Asia Pacific Networking Group) 副会長(渉外担当)
1998年 Advisor, Aspen Institute Internet Policy Project Membership Advisory Committee, Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN)
1999年 郵政省「次世代インターネット研究会」構成員
2000年-2002年 Advisor, Internet Content Rating Association
国土庁「ITを活用した首都機能都市の在り方に関する検討会」委員
2001年~ 財団法人インターネット協会評議員
2001年-2002年 G8DOTフォースに日本政府の依頼を受けてGLOCOMの一員として参加、NPO代表として活動。
2002年-2005年 世界情報社会サミット(WSIS)、アジアのNGO参加を支援する活動に参画。
2003年 総務省「携帯電話の番号ポータビリティの在り方に関する研究会」委員。
2003年1月 ICANN理事会により、一般会員助言委員会(ALAC)初期委員に任命。 AP-Star Co-Chairを務める。
2006年-2007年 国連GAID (Global Alliance for Information and Development) High-level Advisor
総務省ネットワーク中立性懇談会オブザーバー
2007年3月-2008年11月 ICANN 一般会員助言委員会ALACアジア地域代表委員。
2008年 総務省インターネット政策懇談会、通信プラットフォーム研究会、ICTビジョン懇談会基本戦略WG 各構成員 情報通信審議会インターネット基盤委員会オブザーバー
2009年 情報通信審議会インターネット基盤委員会構成員
著作者 : 会津泉主な著作など
[会津泉] 2008-09-30 10:00:00●著 書 『はじめてのあっぷる』(共著・小学館1984年)
『アメリカにおけるパソコンネットワ-ク実態調査報告書』(ネットワ-キングデザイン研究所1985年)
『パソコンネットワ-ク革命』(日本経済新聞社1986年)
『進化するネットワーク』(NTT出版1994年)
『入門インターネット・ビジネス』(共編著・日本経済新聞社1996年)
『アジアからのネット革命』(岩波書店 2001年)
『インターネットガバナンス 理念と現実』(NTT出版2004年)
●共著 「インターネットの国際政治・経済的意味と途上国へのインパクト インターネット・ガバナンスをめぐる考察」(北村かよ子編『情報化の進展とアジア諸国の対応』アジア経済研究所2000年)
「インターネットで多元主義は可能か」(林紘一郎・牧野二郎・村井純監修『IT2001なにが問題か』岩波書店2000年)
「グローバルなインターネットとグローバルなルール」安田浩編『爆発するインターネット』オーム社2001年)
「インターネット 小国の生き残り作戦として」(田村慶子編著『シンガポールを知るための60章』明石書店2001年)
「インターネットのグローバル・ガバナンス」(高橋徹・永田守男・安田浩編『次代のIT戦略 改革のためのサイバーガバナンス』日本経済評論社2002年)
「情報化時代のガバナンス」(原田泉・山内康英編著『ネット戦争 サイバー空間の国際秩序』NTT出版2007年)
●訳 書 『ユーザーマニュアル執筆ガイド』(Brad McGhee ・共訳・日経BP社1984年)
『スカリ-』(John Sculley 早川書房1988年)
『ネットワ-ルド』(Albert Bressand 東洋経済新報社1991年)
『バーチャル・コミュニティ』(Howard Rheingold 三田出版会1995年)
『スマートモブズ』(Howard Rheingold NTT出版2003年8月刊・共訳)
●英文著作・論文 "Co-emulation: The Case for a Global HyperNetwork Society" in Global Networks, Shumpei Kumon and Izumi Aizu(MIT PRESS 1994)
"Not problems, opportunities", An interview with NTT President Masashi Kojima, WIRED, Dec. 1994
"The Emergence of Netizens: The Cultural Impact of Network Evolution in Japan", NIRA Review, Fall 1995.
“Ensuring a Truly Global Policy-Making Process”, “OnTheInternet”, newsletter by Internet Society, July 29, 2000
“Why Asians Should Join The Domain-Name Fray”, “THE WALL STREET JOURNAL”, Feb 28, 2000
A proposal to Downsize and Restructure ICANN, April 29, 2002 ”A Comparative Study of Broadband in Asia: Deployment and Policy” A Discussion Paper, 2002
“Japan” Chapter in Digital Review of Asia Pacific, 2003
●研究分野・関心領域
・NPO/NGO/市民社会/ネティズンのガバナンス論
・ネットワーク社会論、コミュニケーション論
・アジアにおけるインターネットおよびブロードバンドの普及・発展プロセス
・アジア・途上国におけるインターネットおよびICTの普及政策
・インターネットガバナンス ・地域ネットワークの社会システムとしての成立原理とそのプロセス
●受 賞 1988年 ENA(Electronic Networking Association)より、グローバル・ネットワーキングづくりに貢献したとして、デビッド・ロデール賞。
1990年 韓国 Electronic Mail Pal (EMPAL)より、日韓ネットワーカーの交流親善に貢献したとして感謝盾。
1995年 電気通信普及財団より、『進化するネットワーク』(NTT出版1994)で、電気通信普及財団テレコム社会科学賞。
1996年 情報処理学会より、「インターネットの進化発展の意味」(『情報処理』1995年10月号)で、1996年ベストオーサー賞。
●参加した主な国際会議
Electronic Networking Association Symposium: Nov 1986, 1988, 1989, 1992 Washington DC, Philadelphia, Allentown, San Francisco
韓日PC通信セミナー 1989, Seoul
Pacific Asia Networking Forum 1990, Seoul
European Software Festival February, 1992, Munich
Harvard Conference on Internet and Society May 1996
Aspen Roundtable on International Telecommunication 1993 – 1998
APRICOT 1996 - 2008
Multimedia Asia Aug 1996, 1997 - 1999
Pan Asia Networking Conference, Ulaanbaatar, Mongolia, 1997
European Community Networking Conference, Barcelona 1998
Aspen Internet Policy Roundtable 1999, 2000
G8 DoT Force Meeting Cape Town, Sienna, Italy, 2001
Internet Cooperation for Assigned Names and Numbers (ICANN) Meetings: Boston, Singapore, Berlin, Santiago, Los Angels, Cairo, Yokohama, Melbourne, Marina del Rey, Stockholm, Montevideo, Marina del Rey, Accra, Bucharest, Shanghai, Montreal, Carthage, Rome, Mar del Plata, Luxembourg, Vancouver, Wellington, Marrakech, São Paulo, Lisbon, San Juan, Los Angeles, New Delhi, Paris
Internet Governance Forum (IGF) Meetings: Athens, Rio de Janeiro
著作者 : 会津泉年頭のご挨拶--2008年にむけて
[会津泉] 2008-01-06 22:47:32明けましておめでとうございます。皆様に年頭のご挨拶をお届けします。 (2008年1月6日)
今年もインターネットと社会の関係について市民・利用者の立場から研究・実践するという基本姿勢は変えずに、主として以下のテーマに取り組もうと考えます。
・インターネットガバナンス ICANNおよびインターネットガバナンスフォーラム(IGF)への参加を中心に、グローバルなネット社会のあり方についての探究を続けたいと思います。なかでも2010年頃と予想されるIPv4アドレスの枯渇への対応は重要と思います。また、IGFで採用された政府、産業界に市民社会が加わる「マルチステークホルダー」方式を日本でも本格的に実践することも重要と思います。 ただし、「業界内部」の問題だけでなく、地球環境、平和・安全、開発など、人類全体にかかわるより大きなテーマとネット社会との関連を考えて取り組むこと必要性を痛感し、新しい研究会の開催を考えたいと思っています。
・「ネット中立性(を超えて)」 昨年総務省のネット中立性懇談会に参加しことがきっかけで、向こう数年間、日本のネットワークをめぐる政策課題を、国際的な議論として展開するニーズが見えてきました。次世代ネットワーク(NGN)やインターネットの次の展開が鍵になると思います。
・セキュリティとモラル 情報社会の進展は、新たな課題を生んでいます。昨年のエストニアへのサイバー攻撃が示したように、情報セキュリティが国家の安全保障にも大きな影響を与える可能性が高まってきたと思われます。一方、学校やコミュニティ、中小企業などの現場で、情報セキュリティ対策を有効に推進するためには、一人ひとりの意識・態度(情報モラル)の啓発が必要と考えられます。これらについての研究・実践活動を進めていきます。
・IDマネジメント セキュリティの調査のなかから浮上してきたテーマで、情報社会の基礎単位として、デジタル化されたアイデンティティ(ID)をどう管理するかということが、政府、企業、そして個々人にとって、これからの重要な政策課題になると考えられ、なんらかの問題提起をしたいと思います。
著作者 : 会津泉GLOCOMについて
[会津泉] 2007-04-11 23:52:061991年に設立された国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)には、設立当初より、兼任ではありましたが、さまざまな形でかかわってまいりましたが、この3月末をもって、「客員研究員」の職からも離れることにいたしました。
長い間、お世話になった皆様、本当にありがとうございました。ただ感謝です。
今後は、財)ハイパーネットワーク社会研究所と、多摩大学情報社会学研究所の2つの研究所を拠点として、情報社会のあり方を掘り下げ、地域からグローバルな分野までの研究、実践、社会活動に邁進していきます。今後ともご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
4月11日 会津泉
二伸
なお、株式会社アジアネットワーク研究所は、2006年6月をもって正式に閉鎖いたしました。
こちらも、前身のネットワーキングデザイン研究所(1986年設立)のときから、皆様には本当にお世話になりました。深謝です。
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