情報社会学研究所

事務局

多摩大学情報社会学研究所は、独立、半独立の研究者たちが多摩大学の庇を拝借して立ち上げた共動研究組織です。少数の専任研究員のほかに、多数の併任、客員の研究員が参加しています。自主研究ももちろん進めていますが、研究所の財政を支えているのは多くの委託研究や調査活動です。

私たちの基本ビジョンは、現代が近代化の成熟局面にあり、そこでは従来の国民国家の間に統合に向かう動きが出てきたり、産業が知能産業化するなどの展開がみられたりしていますが、なかんずく「情報化」という新しい動きが主要な社会変化の潮流となっているというものです。このような現代社会を研究するためには、既存の政治学や経済学に加えて、新しい種類の社会学、とりわけ私たちの言う「情報社会・学」が大きな役割を果たすと考えられます。研究所の名称として「情報社会学研究所 Institute of Socionomics」を選んだのはそのためです。

情報社会の研究に関心をお持ちの個人や組織の皆様との共動を歓迎します。